夜にふと思い出したこと

ふと、お酒を飲みたくなって、
近くのお店に立ち寄りました。

携帯の充電は切れていて、
本も持っていない。

ただ、食べて、飲むだけの時間。

普段あまり飲まないせいか、
一杯で眠くなり、
心地よい時間が流れていました。

そのとき、
「孤独」と「寂しさ」という言葉が浮かびました。

孤独は、
自分と向き合える状態。

寂しさは、
誰かを求めてしまう状態。

似ているようで、少し違う。

もしかすると、あの夜は
ひとりになりたかったのかもしれません。

誰にでも、そういう時があります。

今日、ひとりのクライアントが来られました。

イライラが収まらず、
少し落ち着きたいと。

話をしていると、
「泣いてしまいそう」と言って、
目を赤くしていました。

言葉をかけるよりも、
ただ一緒にいることを選びました。

そっとタオルを渡し、
その時間を共有する。

しばらくして、
鼻をすする音が静かになった頃。

「寂しかったのかもしれない」

そんな思いがよぎりました。

けれど、きっと答えは必要なくて、
ただこの時間の中で、

苦しさや悲しさが、
そのまま受け取られること。

それが大切だったのだと思います。

彼女は、お母さんを亡くされています。

もしかすると、
どこかでその存在を探していたのかもしれません。

孤独でいたいときもある。
寂しさに触れるときもある。

そのどちらも、
自然なことです。

もし、そういう時間が訪れたなら。

少し休んでみてください。

無理に前を向かなくてもいい。

強がらなくてもいい。

ただいられる場所があること。

それだけで、
少しだけ楽になることもあります。

過去の記録と、いまの思考。

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