人は変化でしか気づけない

人は、
変化を感じることで物事を認識する。

そんな言葉があります。

たしかに、
私たちは常に何かを感じながら生きています。

光や音、匂い。
触れたときの感覚。

そうした変化の中で、
「何かがある」と気づいている。

施術の中で、
「どうですか?」と尋ねると、
「分からない」と返ってくることがあります。

違和感はある。
けれど、それを言葉にできない。

あるいは、
そもそも何も感じていない。

どちらも、
めずらしいことではありません。

本来、人は
五感を通して世界を認識しています。

けれど同じ刺激が続くと、
それを“当たり前”として受け流すようになる。

慣れ、というものです。

すると、
そこにあるはずの情報を
感じ取れなくなっていく。

これは身体の中でも同じことが起きています。

日々の忙しさや、
変化の多い環境の中で、
自分の状態に意識を向ける時間が少なくなる。

その結果、
小さなサインを見逃してしまう。

鍼やお灸は、
その流れにひとつの変化を与えます。

これまで感じていなかったものが、
ふと浮かび上がる。

それは、ときに
「悪くなったように感じる」こともあります。

けれど実際には、
見えていなかったものに
気づきはじめているだけかもしれません。

人は、
変化があってはじめて気づく生き物です。

何もないのではなく、
気づけていないだけ。

そう考えると、
日々の中にあるわずかな違和感も、
意味のあるものに見えてきます。

速さのある時代の中で、
ひとつのことに意識を向ける余裕は
少なくなっているかもしれません。

だからこそ、
小さな変化に目を向けること。

それだけで、
身体や心のサインに気づけるようになります。

何かを始めれば、必ず変化がある。

たとえそれがわずかでも、
何も起きていないわけではありません。

静かな変化の中に、
すでに答えは含まれているのだと思います。

過去の記録と、いまの思考。

それぞれ別の場所に残しています。

note(記録)
Threads(思考)
Instagram

活動はFacebookに。

必要な時にのぞいてみてください。

目次