女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」で、
ワールドカップ優勝の中心選手だった
宮間あやさん。
以前、
彼女の記事が『東洋経済オンライン』で紹介されていました。
スポーツは、
勝敗だけではなく、人生観というものに置き換えられます。
そこには、
その人の生き方が現われます。
宮間さんは、
それを「覚悟」と表現していました。
言葉にしたときに、
なぜか重みがある人と、
そうでない人がいます。
その違いは何なのか。
以前、
久保建英選手と
内田篤人さんの対談を観たとき、
内田さんがこんなことを話していました。
「この人は、ちゃんと考えている」
その場の雰囲気ではなく、
積み重ねの中から出てくる言葉。
そこに、
ある種の緊張感を感じたと。
では、
「覚悟」とは何なのか。
特別な才能でしょうか。
私はそうは思いません。
それは、
経験の積み重ねです。
どんな状況でも逃げずに向き合ってきたこと。
自分の価値観と何度も向き合ってきたこと。
そして、
見えないところでの準備。
その積み重ねが、
言葉に現れる。
だから、
軽くならない。
表面的なテクニックでは、
どうしても出せないものがあります。
私は、
ハリウッド俳優やスポーツ選手の会見を見ていて、
その違いを感じることがあります。
同じようなことを話していても、
響く言葉と、
そうでない言葉がある。
その差は、
内容ではなく、
そこに至るまでの過程にあるのだと思います。
これは、
医療や施術にも同じことが言えます。
どれだけ正しいことを言っていても、
そこに実感がなければ伝わらない。
逆に、
シンプルな言葉でも、
積み重ねがあれば届く。
覚悟とは、
特別なものではなく、
日々の選択の結果です。
目の前のことから逃げるのか、
それとも向き合うのか。
その積み重ねが、
少しずつ形になっていく。
そしてあるとき、
それが言葉として現れる。
だからこそ、
何か特別なことをしようとしなくていい。
まずは、
いま目の前にあることに向き合うこと。
その積み重ねが、
やがて自分の軸になっていきます。
それが、
「覚悟」と呼ばれるものなのだと思います。

