適応するだけでは残らない

先日、福祉の会に参加してきました。

 

そこで直面したのは、

 

鍼灸マッサージ師が国家資格であることや、
何をしているのかさえ、
まだ十分に知られていないという現実でした。

 

 

この状況を変えるためには、

 

普及のための活動――
たとえば勉強会で登壇するなど、

 

外に向けた働きかけが必要だと感じました。

 

 

私たちの業界は、いわゆるニッチな市場です。

 

稼いでいる人は稼いでいるし、
患者数の多い治療院もあります。

 

 

ただ、それは一部であって、

 

業界全体の発展とは
少し違う話のように思います。

 

 

発展のためには、

 

何らかの「きっかけ」を
生み出す必要があります。

 

 

先日、
ガイアの夜明け
で、無印良品の特集を見ました。

 

そこでは、

 

インドネシアのカポックという繊維に注目し、

 

単に素材を仕入れるのではなく、
現地の人たちの仕事や収入にまで
視点を広げていました。

 

 

もちろん企業である以上、

 

結果的に搾取的な構造が
含まれる側面もあるかもしれません。

 

 

それでも、

 

中長期的に文化をつくること。

 

 

そこに価値を置いている点は、
とても印象的でした。

 

 

また、
山口周
さんが、SNSでこのような言葉を発信していました。

 

 

「社会の変化に適応する、という考え方は敗者の発想である。
これから求められるのは、社会変化への適応ではなく、社会変化の率先である」

 

 

この言葉は、

 

今の鍼灸業界にも
そのまま当てはまるように感じます。

 

 

これから先、

 

鍼灸マッサージ師が
社会の中でどう在るのか。

 

 

それは、

 

「生き残るための工夫」ではなく、

 

 

何かを生み出す力。

 

 

そして、

 

「社会」を主語にするのではなく、
「私」を主語にすること。

 

 

どのように生きるのか。
どのように関わるのか。

 

 

そういった姿勢そのものが、

 

結果として
周囲を変えていくのだと思います。

 

 

エンパワーメントという言葉がありますが、

 

誰かを変える前に、
まず自分が動くこと。

 

 

その積み重ねが、

 

小さくても確かな変化を
生んでいくのではないでしょうか。

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