今回は【余裕をもつために】というお話です。
朝、ドトールに立ち寄り朝食を買いました。
ふと見ると、本を読んでいる方がいる。
その姿に、豊かさを感じました。
時間に追われないということ。
それだけで、人生は少し静かになります。
しかし――
病気になると、その時間の使い方は大きく変わります。
鍼灸の世界では
【施術】と【治療】は似て非なるものです。
マイナスの状態からゼロへ戻すのは、とても大変です。
ゼロからプラスへ整える方が、ずっとスムーズなのです。
よく「喉が渇いてから井戸を掘る」と言います。
体調を崩してから慌てて治療を受けるのではなく、
未然に整えるという選択こそが、本当の豊かさではないでしょうか。
経済的な余裕だけが豊かさではありません。
・疲れを溜めない
・自律神経を整える
・自分を見つめる時間をつくる
そうした選択肢を持てることが、人生の余裕につながります。
私が虎ノ門に鍼灸院を開いた理由も、
忙しい社会の中で「立ち止まる場所」を作りたかったからでした。
しかし実際には、
病気の方、疲れ果てた方が多く来院されます。
それでも良いのです。
ここに来て、休んでほしい。
技術や知識に自信はあります。
けれど、それ以上に
あなたが豊かになるための場所でありたい。
身体を労わることは、人生を労わることです。
ぜひ、立ち止まる時間を。
余裕は、後から作るものではなく
今、選ぶものなのです。

