勉強会の帰り道。
恩師と、スタッフの方たちと、
一緒に食事に行きました。
沖縄そばの話の流れもあって、
私はソーキそばを頼み、
ただ静かに食べていました。
特別なことがあったわけではありません。
何気ない時間が、
ゆっくり流れていただけです。
食べ終えた頃、
先生がふと、こう言いました。
「楽しい時間をありがとう」
それも、一度ではなく、
少し間をおいて、もう一度。
その言葉が、
胸の奥に、すっと入ってきました。
ああ、こういうことなのかもしれない。
と、思いました。
私はいま、
ひとつの在り方を、ぼんやりと目指しています。
「補的な人」であること。
何かを与えるでもなく、
何かを変えるでもなく。
ただ、一緒にいることで、
少し温かくなるような。
気づけば力が抜けて、
身体が緩み、
その人自身の回復が、静かに始まっている。
そんな関わり方ができたらと思っています。
技術や理論の先にあるもの。
言葉にしきれない領域。
それは、まだ遠くて、
うまく掴めているわけでもありません。
むしろ、
足りないことばかりで、
形にもなっていない。
それでも、
人を補うような関わりをする人でありたい。
奪うのではなく。
押しつけるのでもなく。
ただ、そこにいることで、
何かが少し整っていくような。
そんな在り方に、
少しでも近づいていけたらと思っています。
あのとき感じた、
静かな温かさを、忘れないように。
読んでいただき、
ありがとうございました。

