特別な必要なんてないと思う

鍼灸師という仕事をしていると「北斗神拳みたいですよね」「痩せるツボってあるんですか?」「必殺仕事人みたいですよね」と言われることがあります。

この問いに対する答えは何が正解なのか。

そう考えているうちに何年も経ってしまいましたが、SNSを見ていると独自路線で強気な発信をしている人は目を引きます。

その強引さが今の時代の特徴なのだと思うのですが、マーケティング戦略においては「品質」「設計」「広告」は重要なポイントですから自分が何者であるか発信するのは効果的です。

ただし「嘘」「大げさ」「紛らわしさ」はよろしくありません。

世間では鍼灸師や整体師に対してそのような印象を抱かれやすいのですが、少なからず誇大広告・虚偽広告をしている鍼灸マッサージ師や整体師をみる機会はあります。

そのことにより地道にやっている鍼灸師も誤解の目で見られているのも事実。

当たり前のことを当たり前にやるではダメなのか。

声が大きくて、遠くまで届く人が正しい、そんな風潮が嫌です。

私は、小さく、手の届く範囲で、身の丈に合うくらいが丁度よいと思っています。

北斗神拳は知りませんし、痩せるツボも使いません。

必殺技も使いません。

ただ、安心して鍼灸を受けてもらえるように努めるだけだと思います。

それが短期的ではなく、長期的にみたときに大切だと思います。

できるのですが、やりません。

やらない理由はどこかでお話したいと思います。

この記事を書いた人

〒272-0133
千葉県市川市行徳駅前1-27-20 堀徳ビル301
営業日:月・火・水・金・土・日
営業時間:10時~19時(最終受付)

目次