Aさんは2回目の来院です。
数年前に関西から上京して、現在はタクシードライバーに就いているそうです。
忙しいことは苦にならないというものの、施術中に背中を押すと何度も吐きそうなっていたので副腎疲労であることを疑いました。
しかし、Aさんは疲れをとくに感じておらず、全身の筋肉が硬くなっていること、筋肉が攣ること、むくみを気にしていたのですが、それらは表面的なことであって、脳自体は疲労から休息を求めていることが感じ取れます。
このことから、過去に一度身体を壊しているのではないかと推測したのです。
すると「これまで20年、同じ仕事を続けてきたのですが、最後は体を壊したことがあるんです」と教えてくれました。
副腎疲労の原因は、慢性的な心理的ストレス、慢性疾患の感染症、生活習慣の乱れ、過剰な身体的負荷、環境ストレス、血糖値の乱高下があげられます。
Aさんの場合には慢性的な心理的ストレスによる発症であり、過去の記憶が由来となり身体的に負担がかかっていることが想像できました。
施術は副腎処置をおこない、サプリメントでは副腎皮質ホルモンに欠かせないビタミンCを摂取することを提案しました(ミネラルとしてマグネシウム、亜鉛もオススメです)。
しかし、あくまでも休息が大切であり、過去の病歴を考えても同じような生活を送ることはできません。
50代の市民ランナーのBさんがこんなことを言っていました。
「40代に入って体力が落ちて、50代になって昔のようには走れないんだけれど、50代の走り方が見つかった気がします」。
人は生まれてからは死に向かいます。
その時々に体の変調はあり、病気になったり、大病を患うわけですが、10代の頃のようにはいきません。
だから病気にならないことが大切ではありつつ、病気になったら生き方を見直すべきです。
そして、手を加え続ければ無理をしない限り平気なものです。
ですから過信しない事。
命を大切にしてください。
あなたがツラくしているのは、周りの人もツラいことですよ。