日ごろやらない事をやると意識が変わる

私ごとですが4月からバスケットボールをはじめました。

約20年ぶりにボールを触っています。

その点での気づきなのですが、やはり20年も経てば身体能力は落ちますよね。

日常、急に走ったり、飛んだり、止まったりすることなんてありませんから、3分動いただけで肺が裏返るかのように苦しくなります。

シュートが入るから嬉しいといったレベルまで達しておらず、頭と体が一致することがこんなにも難しいなんて思いもしませんでした。

ゴールとの距離感がとれず、どれくらいの力加減で届くのか、身体の力がどれくらいで伝わるのか、あの頃の微調整ができないのです。

患者さんがなぜ何もないところで躓くのか、なぜ自転車で転倒するのかもこの部分だと思いました。

これを解決するには習慣の先の動きが必要なのでしょう。

日常で転ぶことを想定していませんし、咄嗟に避けるということも想定していませんから、対応できないんですよね。

それは動物的にはまずいことかもしれません。

ですから「歩く」「軽く走る」「全力で走る」「止まる」「スキップをする」といった日常にない動きを時々は与えた方が良いのではないでしょうか。

もちろん、鍼灸も同じ刺激を与えているだけでは習慣化してしまいますから、刺激の変化を与えることは身体にとって有益だと思います。

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