ひとつの気づき

先日、福祉の会に参加してきました。

そこで直面したことは、鍼灸マッサージ師が国家資格であったり、何をおこなっているかを未だに知られていないということ。

そのためには鍼灸マッサージの普及のためには勉強会で登壇する必要があると思いました。

私たちの業界はニッチな市場といえます。

稼いでいる人は稼いでいるし、患者数が多い治療院もあるでしょう。

ただ、それは一部であって発展性には繋がりません。

何らかのきっかけ作りが必要です。

先日、『ガイアの夜明け』で無印良品が特集されていました。

新しい繊維としてインドネシアのカポックの樹に注目するのですが、単に材料を仕入れることだけを目的にするのではなく、現地の人たちが仕事に就いてお金を手にするところまで考えていました。

もちろん企業ですから結果的に搾取をしている形にはなってしまいます。しかし、中長期的にみて文化を作ることも役割として大切なように思うのです。

山口周さんが『X』でこのようなポストをしていました。

「社会の変化に適応する」というようなことがポジティブに言われますけど敗者の発想ですね。21世紀に入って存在感を増している組織や人は「社会の変化に適応する」より「社会の変化を率先する」「社会の規範を揺さぶる」ことをやっています。求められるのは「社会変化への適応」ではなく「社会変化の率先」です。僕も個人的にはこれを目指しています。

鍼灸マッサージ師がこの先の社会で生き残るにはどうしたら良いか。

これはどの業界にもいえることであり、生き残るための工夫や努力ではなく何かを生み出す力。

「社会」を主語にするのではなく「私」がどのように生きるか。

エンパワーメントというのでしょうか、そんな行動をしていきたいものです。

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