日本語翻訳：盛 全躍
日本語添削：池澤 肇
一、本書の案内と作者
1．本書の案内
2．作者
二、基礎知識
1．陰と陽
2．三二一
3．三陰と三陽
4．三焦
5．致中和（中庸と平和に到る）
6．土徳在中（土徳は五行の中央にある）
7．同気と同気相求める
8．本と末
9．執両用中（両端を執り、「中」を用いる）
10．内針の補と瀉
三、内針の規範
1．証（症）を知る
2．内針の四総則
総則一：“上病下治，下病上治。”
総則二：“左病右治，右病左治。”
総則三：同気相求める
総則四：陰陽を逆にして同気相求める
3．三焦同気
1）肚腹三里留（肚腹は三里に留める）
2）腰背委中求（腰背は委中に求める）
3）頭項尋列欠（頭項は列欠を尋ねる）
4）面口合谷収（面口は合谷に収む）
5）心胸内関謀（心胸は内関に謀る）
4．経絡同気
1）手足三陽経（同気）
①手足陽明経（同気）
②手足少陽経（同気）
③手足太陽経（同気）
2）手足三陰経（同気）
①手足太陰経（同気）
②手足少陰経（同気）
③手足厥陰経（同気）
3）頭、手足経絡（同気）
4）手（掌）、頭（同気）
5）頚項経絡（同気
6）肩部経絡（同気）
7）腰部経絡（同気）
8）三焦経絡（同気）
9）任脈、督脈（同気）
四、内針の応用
1．選穴
1）同気を求める方法
2）阿是穴の使い方
3）穴外定穴（穴位以外の部位を選ぶ方法）
２．針の禁忌
1）肘膝以上、胴体、頭部に禁針
2）患部に禁針
3）信頼しない人には禁針
4）特殊情況に禁針
5）皮膚損傷部位に禁針
3．常用救急
1）毫針（細い鍼）救急
①後弓反張（全身が後方弓形にそり返って硬直する）
②中風（脳卒中）
2）鋒針（三棱針）刺絡救急
3）艾灸救急
4）手技（手指で押さえつけたり、つまんだり、つねたりする方法。）救急
4．内針導引
5．美容における内針の理論と方法
五、結びの言葉
六、付録
1．附表１：経絡三焦同気表
2．附表２：本書が扱う穴位と非穴部位
