常時見かける病気の鍼灸治療｜咳嗽

劉強 編著 河南科学技術出版社
慧光鍼灸院 池澤肇 抄訳

1.列缺
1.5寸の鍼で30～40度の角度で肘関節の方向に向けて1寸斜刺。
捻転補瀉を行う。針の響きが肘関節の方向に放射すること。
置鍼30分。

2．孔最（左右取穴）
2寸の鍼で直刺1～1.5寸、雀沢捻転手法、鍼の響きが上腕に行くこと。
同穴は急性咳嗽、喀血に効果あり。宣肺解表、止咳平喘、凉血止血、清熱利咽の作用がある。