鍼の構造(2)

皆さんは鍼を見たことはありますか?

鍼は裁縫針と違って、鍼体(体内に入る部分)と鍼柄(術者が触れる部分)に分かれています。

その形状、長さ、太さは目的によって使い分けられるものの、作り(構造)はすべて同じです。

先に説明した管鍼法で使用される鍼の鍼尖は松葉型になっており、その太さは平均的に直径0.16mm。
※0.16mm~0.24mmが使用されます。

長さは40mm(30mm~90mm)となっており、目的に応じて使い分けられます。

世界的には中国針が広まっており、直径0.38mm~0.28mmの針が多く用いられています。

このように「鍼」というと全て同じように認識されてしまうのですが、日本と海外でも形状は異なりますし、日本においても鍼灸師によって変わります。

ですからホームページを読んでどのような施術をおこなっているか事前に調べてみてください。

以前、「前に通っていた鍼灸院は刺さないのが特徴と言われた」と話している方がいましたが、刺して欲しい時に刺されないのはガッカリすることでしょう。

また、全身をくまなく診てから鍼を1本刺す鍼灸院、100本ほど刺す鍼灸院など様々な鍼灸院が存在します。

ですから鍼灸院を選ぶときは事前に下調べが必要です。

あなたに合った鍼灸院が見つかりますように。

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