今日は鍼灸がどこで受けられるのかというお話。
最近ではテレビや雑誌で特集されるときがありますが、皆さんは鍼灸は鍼灸院だけでおこなわれていると思っていませんか?
きっと鍼灸院や鍼灸整骨院で受けるものだと認識している方が多いかもしれません。
しかし実際には、東京大学附属病院、慶応大学医学部、北里大学、筑波大学付属大学、日本医科大学、自治医科大学、東京女子医大、東海大学、東邦大学、埼玉医大、千葉大などで鍼灸治療がおこなわれています。
なぜ鍼灸が一般的ではないのかと考えると、正統派医学が東洋医学から西洋医学に変わり、国民皆保険によって保険診療が当たり前になったからかもしれません。
鍼灸での保険適応の対象6疾患。
受療までに医師の同意が必要になります。
鍼灸を受ける方にとってこの疾患数の少なさ、手間やわずらわしさなどを考えても整骨院や整形外科へ行った方が良いと考えるのは普通だと思います。
ただ、なぜ鍼灸が2000年以上残り続けているのか。
上記の大学病院で臨床に使われているのか、研究されているのかを考えると「良い」という以外にないと思うのです。
ではなぜ良いのか・・・。
それはまだ曖昧なのです。
海外ではこの部分を含めて体調管理として東洋医学が用いられています。
それは志向によるものだと思うのですが。
この良さは受けてみないと理解できないと思います。
ぜひ鍼灸を受けてみて下さい。