ある人が悩んでいました。
その悩みに対してどうしたら良いものかと一緒に考えるのですが、治療院に来る人の多くが似たような悩みを抱えています。
それは根本に儒教の考えがあるからかもしれません。
子供の頃から翼を折られ続けたために、大人になった時に飛び方が分からない方が本当に多いのです。
そして、親鳥は「あなたは飛べない鳥だったのよ」「なんで大人になったのに飛べないの?」というわけです。
子供の事から飛ぶことを否定され続け、「外に出ると危険だ」「ここが一番安全だから」と言われたことで外に出ることに恐怖心を植え付けられてしまったのに、親鳥は子が大人になっても否定し続けます。
このような方は不定愁訴を抱えていることが非常に多く、これらの負の連鎖はどこかで絶たなければなりません。
多くの鍼灸院が「根本治療」を謳っていますが、実際には「気を補えば」「薬膳を食べたら」「運動をしたら」というものではなく、生き方という部分が影響するように思います。
そういったことを考えても五術をもちいて包括的に、全体的にみる必要があるのです。
そして、最後は祈りになるのだろうということに今年に入ってから気づきました。
専門的に学んでいないため適当なことは言えませんがそんな気がするのです。
誰もが根本治療というけれど
