70代の男性。
脊柱菅狭窄症に悩んでおり、足を引きずっての来院。
年齢を配慮して外科的治療は受けたくないため、鍼灸を保存療法として選択したとのこと。
このような場合、鍼灸や整体での効果は個人差が生じることを予めご理解ください。
まず、鍼灸をおこなう上で大切なことは主体性があるかということ。
「飲酒」「喫煙」「過度な運動」は、施術効果を生まず、また効果があって一時的なものになるでしょう。
鍼灸や整体といったものが神がかりのように思う人が多くいますが、そんなに都合よいものではありません。
やはり筋力や栄養といった部分での見直しが必要不可欠です。
また加齢変性によるものであれば変化量は乏しくなります。
そのような場合においては1週間、2週間に1度の施術で変化することはないため、週に2~3回受けられることをお勧めします。
しかし、施術費がかさみますよね。
ですから病気にならないように日ごろから手を加えることが大切であって、発症してから鍼灸を受けるというのは理想的ではないのです。
本当にするべきことは生き方の見直しであって医療に頼ることではありません。
「痩せること」「筋力をつけること」「嗜好品を減らすこと」「栄養を摂取すること」「睡眠を取ること」「ストレスの解消をすること」など、自分できることを直ぐにスタートしてみてください。
そういった状態で鍼灸を始めるとはじめないとでは効果に大きな差が出ます。
時々、施術の話(26)|脊柱管狭窄症

