常時見かける病気の鍼灸治療|高脂血症

1.豊隆
左右取穴、2寸の鍼で皮膚に対して90度の角度で刺鍼
1~1.5寸、鍼の響きが足の第二、三趾に行くこと、置鍼30分、毎日1回で10日を1クールとする。
血脂の原因は体内の痰湿と関係がある。同穴は健脾和胃、利湿化痰、昇清降濁の作用があり、新陳代謝を促進することで血中脂肪の低下を図る。

2.足三里
片方を取穴、3寸の鍼で1.5~2寸刺鍼、平補平瀉手法して置鍼30分。
毎日1回、10日を1クールとする。
同穴は足の陽明胃経の合穴である。五行では土に属する。
胃経はもともと土に属するので土中の土となる。土は万物を生成するので一切の脾胃の湿病を治す。循環系統にも良好な作用がある。疎通経絡、気血調和、強壮脾胃の作用がある。

3.内関
前記参照

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