1.肝炎穴(下腿内踝上縁1.5寸脛骨内側縁の間凹部、三陰交の下方1.5寸)三陰交下方に同穴を取穴する、2寸の鍼で1~1.5寸刺鍼する、平補平瀉、鍼の響きが内踝に行く、置鍼1時間。
左右穴を交替で取穴刺鍼する。
毎日1回刺鍼、15回で1クールとする。1クールが終わると、肝臓肥大が縮小して、肝機能が好転する。
2.肝大新穴(足背側第三、四趾の間凹部)
1寸の鍼で5分刺鍼、軽度の刺激をする、置鍼10分間、毎日1回刺鍼する、15回を1クールとする。同穴は韓国人が発見した。急慢性肝炎に有効である。肝肥大には特効、刺鍼後、肝肥大が縮小する、編者も臨床で実証している。
3.内関
毎分60回位指圧すること5分間、左右交替に行う。内臓の痛みがある時に効果がある。
4.肝兪
2.5寸の鍼で脊柱に向けて45度の角度で1.5寸程度刺鍼、捻転補瀉法、置鍼30分、胆兪、足三里、太衝と加えること。

