1.大敦
患側を取穴、平補平瀉手法、置鍼30~50分、施灸して症状が取れるまで。
多くの患者は10~30分後に効果が出てくる。 疝気は任脈と肝経と関係がある。足の厥陰肝経の経脈は陰器を纏う。
同穴は疝気の特効穴であり、通絡止痛、提疝の作用がある。施灸によって更に温経散寒を促す。
2.疝気点(拇指背部末節骨上の横紋上の中点を取る)
健側を取穴、三棱針で刺絡する、数滴で良い。左右疼痛の場合は左右取穴。
同穴は経験穴である。臨床では顕著な効果がある。
常時見かける病気の鍼灸治療|疝気(睾丸痛などの症状)

