常時見かける病気の鍼灸治療|狭窄性の腱鞘炎(弾発指)

1.手の合陽穴(上肢内側肘横紋中点から下へ2~3指のところ。前腕の正中間)
2寸の鍼で1.5寸刺鍼、捻転雀沢瀉法を行い、鍼の響きが手指に伝わること。鍼の操作をしながら、患者の指の屈伸をさせること。置鍼30~60分。多くの患者は一回の治療で良くなる。同穴は経外奇穴である。治療では健側の足の合陽穴へも刺鍼すると効果が更に良くなる。

2.陽谿
患側を取穴、1寸の鍼で刺鍼、同時に患側の指を動かしてもらう。疼痛が消失する。指関節が滑らかになる。
同穴は手の陽明経である。舒筋利節に効果がある。弾発指に著効がある。多くの患者は1回で効果がある。

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