小児はりについて思うこと

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小児はりについて思うこと

電車の中。
ベビーカーの横には、幼児教育のバッグ。
この親子は、このあと習い事に向かうのだろうか。
そんな光景を、ふと目にすることがあります。

自分が親になって、はじめて気づいたことがあります。
それは、子どもの教育に対して、責任を全うしたいという気持ちでした。

それは将来への投資なのかもしれないし、
可能性を広げるためのサポートなのかもしれません。
ただ、それが本当に「投資」なのかどうかは、正直わかりません。

けれど、
「する」と「しない」では、
その先の景色が違ってくるのだろう、
そう思うのです。


「それは親のエゴではないか?」

先日、ある方からこんな相談を受けました。

「子どもに鍼を受けさせるのは、親のエゴではないでしょうか?」

その方は、普段から当院に通われており、
お子さんの疳の虫の治療で来院されています。

ところが、帰省した際に、
友人からこの言葉をかけられたそうです。

それは心無い言葉だったのか。
それとも、ただ知らなかっただけなのか。


愛情とエゴの境界線

子どものためにする行動が、
愛情なのか、エゴなのか

その境界線は、とても曖昧で、
誰かが簡単に線を引けるものではありません。

大谷翔平選手の「権利と義務」の話はよく知られていますが、
これを「親の権利」と「子への義務」として考えたとき、
その答えは家庭ごとに異なるでしょう。


私が感じたこと

その方の背景や、
これまでの関わりを思い返したとき、
私はこう感じました。

それはエゴではなく、
無償の愛から生まれた行動だと。

親は、
できる限りのことを子どもにしてあげたい。
その想いは、
親としての「権利」であり、
同時に「義務」でもあるのだと思います。


子どもの未来に使うもの

子どもの未来のために使う時間やお金は、
果たして「投資」なのでしょうか。
それとも「浪費」なのでしょうか。

それは、
愛情なのでしょうか。
それとも、親の自我なのでしょうか。

正しい答えは、きっとありません。


ただ一つ、思うこと

ただ一つ、確かに言えることがあります。

子を想う親の心は、
いつも透明で、美しい

小児はりについて考えるとき、
私はいつも、
そのことを忘れないようにしています。

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