今回も前回に引き続き【健康の本質を学ぶ】について、ヒポクラテスの言葉を紹介したいと思います。
11.飽食も絶食もその他のものも、自然の度を過ぎれば良いことはない。
12.生命を維持するに役立つものは、我々を病にもする。
13.健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない。
14.睡眠も不眠も度を越せば共に悪いしるしである。
15.歩くことは人間にとって最良の薬である。
16.歩くと頭が軽くなる。
17.理由もなしに疲労するのは病気を意味する。
18.病を治すのは医師ではなく身体である。
19.賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ。
20.病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない。
21.心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する。
22.人は自然から遠ざかるほど病気になる。
23.人生は思考するものにとっては喜劇であり、感情に流されるものにとっては悲劇である。
24.人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる。
25.人は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力であり、医師はそれを助ける手伝いをする。
いかがっだったでしょうか?
これは古代ギリシャの医学の父ヒポクラテスの言葉ですが、時代が違うから価値観として自分には関係がないと思いますか?
コロナ禍を経験したことで分かったことは、マスクもワクチンも大きな成果をあげたかというと疑問が残ります。
その時に必要であったことは陽を浴びて、軽度の運動をし、栄養をつけて、寝ることだったのでしょう。
つまり医学の本質は自分自身の生き方にあります。
そして、そのおおもとに身体がありますから、医学を頼ることよりも自分の身体を信じるための健康が必要不可欠なのです。
鍼灸をなぜおこなうか。
それが病気を治すためだとしたら、医学の本質からはずれています。
鍼灸は身体を傷つけることで自然治癒力を高めるのです。
さまざまな資格や方法において、皮膚を傷つけて免疫力を高めるというものは鍼灸以外にありません。
それが何を意味しているのか。
私は鍼灸を選択せずに投薬や放射線治療だけを頼ることについて違和感があります。
もっと自分の身体を信じましょう。