不妊治療の鍼灸院として
市川・行徳に鍼灸院を開院して、約13年が経ちました。
不妊治療、産科・婦人科領域に関心を持ち学び始めてからは、すでに18年以上になります。
その原点は、
恩師の鍼灸院の玄関に貼られていた一枚の年賀状でした。
全国から不妊治療の鍼灸を探して訪れた方々の
御礼の手紙やハガキ。
高齢出産、病気、医師から「難しい」と言われた方々の
家族写真。
そこには、
教科書には載っていない人生の物語がありました。
「こんな世界があるのか」
そう感じたことが、
この道に深く関わるきっかけでした。
そして、いま
あれから10数年。
いまでは市川市近郊だけでなく、都内からも来院される方がいます。
多くの方が、
- 病院での不妊治療
- 漢方薬
- ヨガや運動療法
そうした取り組みをすでに経験したうえで、
最後に鍼灸を選択されます。
鍼灸を受けると、
「今まで感じたことのない体の軽さ」
「頭がすっきりする感じ」
に驚かれる方が少なくありません。
そして、
- 生理周期が整う
- 基礎体温が二層になる
こうした変化に、
皆さん戸惑いながらも喜ばれます。
でも、実際は何をしているのか?
「不妊治療を鍼灸院でおこなうって、何をするんですか?」
そう思われるのは当然です。
不安で、ご主人と一緒に来院される方もいます。
ドアを少し開けて、見守ってもらうこともあります。
けれど実際に始まると、
- 少数の鍼
- 少量のお灸
それだけです。
「これで良くなるんですか?」
そんな声も、よく聞きます。
無理もありません。
妊娠のために体を整えるといっても、
派手なことは何もしていないからです。
「整える」ということ
整えるとは、
体を「良い状態」にすることではありません。
その人にとって、ちょうどいい状態に戻すことです。
子宮内膜症、月経不順など、
明確な症状がある方には、それに応じた鍼灸を行います。
ただし、
私たちは「子宮だけ」「卵巣だけ」を診ているわけではありません。
- 脈
- お腹の緊張
- 体全体の反応
それらを確かめながら、
ツボを選び、
鍼か灸かを決めていきます。
西洋医学を否定しません
東洋医学がすべてだとは思っていません。
病院やクリニックでの検査結果も、
必ず共有してください。
西洋医学に疲れてしまった今だからこそ、
東洋医学の視点で支えられる部分がある
そう考えています。
だからこそ、
体のこと、生活のこと、これまでの経緯を
丁寧に伺います。
陰部に鍼を刺すのですか?
不妊治療の鍼灸というと、
陰部に鍼を刺すイメージを持たれる方がいます。
確かに、
「一源三岐」という考えから
会陰・外陰部にツボを求める先生もいます。
それは治療効果があるからでしょう。
しかし、
当院ではその必要はありません。
お腹、背中、腰、手足、指。
それらで同じ効果を出すことができます。
来院前から不安になる必要はありません。
不妊症の鍼灸とは
不妊症に対する鍼灸は、
子宮や卵巣を「直接どうこうする」ものではありません。
全身を整えることで、
本来の状態へ戻していくものです。
その過程で、
- 視力
- 食欲
- 疲労感
- 排便・排尿
- 体温
- 痛み
- 精神状態
さまざまな変化が現れます。
その一つひとつが、
妊娠へ近づくための鍵になります。
1回で結果が出るか?
正直に言えば、
1回の鍼灸で結果が出ることは難しいです。
「効果がない」のではありません。
ガソリンの入っていない車は走るか。
鍼灸は、時にそれを可能にする力を持っています。
しかし、
奇跡を起こす治療ではありません。
欲しい情報だけを切り取って、
神頼みのように鍼灸を求める方には、
当院は合いません。
合わない方も、います
人の営みに逆らう生活をしてきた現代人に、
奇跡は何度も起こるものではありません。
本来の営みに近づく必要があります。
そのため、
- 興味本位
- とりあえず1回
という方は、当院には向いていません。
患者さんのために真剣に鍼灸をおこなっているからこそ、
その気力は、本当に必要としている方に使いたいのです。
最後に
これから鍼灸を取り入れようと考えている方は、
- 鍼灸師の雰囲気
- 相性
- 通いやすさ
- 金額
さまざまな情報を集めてください。
比べることで、
自分に合った鍼灸院が必ず見つかります。
あなたに合った鍼灸院が見つかりますように。

