日ごろ考えていることが分かりやすく紹介されていたのでシェアさせていただきます。
身体が健康であるうちは悩み事は何千とあります。
しかし、ひとたび身体が病めば悩みはたった1つになります。
ですから身体を健康に保ちましょう。
身体が健やかでなければ他のことを心配する余裕さえなくなります。
身体を敬い、大切にして、愛してください、身体を養ってください。
いまこの瞬間、自分の身体が健康であることがどれほどかけがえのないことか。
それを理解できるように自分自身を丁寧に養ってください。
これは何よりも大切なことです。
ひとたび身体が病めば、悩みはたった1つになります。
ある人が突然病気にかかり2週間の入院をしました。
日ごろから健康である人が原因不明の病気に罹ったのです。
原因がまったく分からないウイルス性髄膜炎。
彼女は病床でこれまでのことを振り返りながら、健康であることの大切さに気付いたそうです。
これまで将来のことを色々と考えてきたのに、病気になってからは明日回復するかの不安、再発することへの恐怖に怯えているといいます。
昨日、YouTubeで音楽を聴いていた時、癌で亡くなったミュージシャンが生前のステージでこのように語りかけていました。
「お父ちゃんとお母ちゃんからもらった体というのは公衆便所じゃないですね」
「自分が大丈夫やと思っとって飲んでたアルコールとかたばことか添加物もそうかな」
「体の中に毒放り込んだらいかんね」
「考えていかなあかんことが今は多いけど」
「でお自分の身体とにかく大切に」
「大切にしたってね」
「お父ちゃんとお母ちゃんに感謝しようね」
私はこの仕事に就いていなかったら、無理をして生きていることを実感したり、無茶をして人生を楽しむことを選択していたと思うのです。
けれど、これまで沢山の人を施術してきて思うことは、みなさん無理をしているということ。
それは実際には回復しきれず、もとの状態には戻りません。
私はそのことを踏まえて仕事をしています。
だから鍼灸や漢方で病気が治るということはありませんし、病院で病気が治るということはないことを知っています。
ですから、身体を敬い、大切にして、愛してください、身体を養ってください。