一度お会いしたことのある弁護士さんのお話。
「健康は将棋ではなく麻雀」。
素人が藤井聡太さんと1000回将棋をしても1回も勝つことは不可能。
しかし、麻雀であればド素人でも1000回やれば何回かは勝てるでしょう。
「実力」と「運」という2つの要素があるのが麻雀。
健康も同じでどれだけの実力者でも、不運にして病気になり得るわけです。
ども勝率を上げるには実力を磨くほかなりません。
天運も努力する人には報いてくれるでしょう。
食事、運動、睡眠、メンタルの4つを徹底的にコントロールしていきます。
あとは天命に従うのみです。
どうでしょうか?
いろいろな考えがあって当然ですから、否定も肯定もできることでしょう。
以前、林修さんと森岡毅さんが「定数と変数」に話す内容が紹介されていたのですが、例え話をすると人の健康は遺伝子で決まっています。
つまりどうにもならないわけです。
しかし、その定められたものを必死に何とかしようとするわけです。
それでも自然現象に対して諍うのですが、正しくは変化するものを正しくおこなうということ。
食事、運動、睡眠、メンタルというのは一番身近なものですから、それを見直すことが大切です。
これまで、政治家、伝統芸能、ハリウッドスター、大手企業の社長や会長も診る機会がありましたが、みな150歳まで生きた人はみたことがありません。
どんなに健康に投資をしていていても、事業で成功していても、長生きしているわけでもありません。
ただ、ある年配の男性はいいます。
「長生きする秘訣は雨の日は外にでないこと」だと。
どんなに健康に気を配っても天運によってはどうしようもないのです。
そしてみなさん死というものを恐れるわけです。
ただ、健康に対する取り組み自体は誰もが対等ではあります。
誰もが生まれてから死に向かうのです。
ですから健康であることは尊いことです。
私たちは藤井聡太さんには勝てません。
でも病気にならないため、病気に勝つことはできますから、勝率を上げるために日ごろから身体を大切にしてください。
親からもらった命を全うするために。